002
前回は実は簡単なハイレゾの聞き方 Part1として、
PCで再生環境を作る方法と、ネットワークオーディオプレーヤーを
使う方法を紹介しました。

今回は、ポータブルオーディオやスマホを使った方法について紹介します。

ポータブルオーディオプレーヤーで再生する

最近のポータブルオーディオプレーヤーはハイレゾに対応しているものが
数多く販売されています。

この場合は、ハイレゾ対応のヘッドホンやイヤホンをつければ、
すぐにハイレゾ音源を再生出来ます。

portable

一つおすすめなのは、所有しているICレコーダーがハイレゾに
対応しているかどうか確認してみること。

2013年ころに発売されたICレコーダーなどはすでに
ハイレゾ対応をうたっている場合がある。

そもそもICレコーダーなのでファイルの管理などでは
若干見劣りする場合もあるが、すでに所有しているものが
ハイレゾ再生器として活用可能なら、活用しない手はない。

スマホで再生する

最後に、手持ちのスマホでハイレゾ再生するケースを紹介する。

実は、スマホはハイレゾ対応という点では大きく3つつのタイプに分かれる。

  1. iPhoneで再生する
  2. ハイレゾ非対応のアンドロイドで再生する
  3. ハイレゾ対応のアンドロイドで再生する

iPhoneで再生する

iOSは、現時点ではハイレゾに対応していないので、ハイレゾ再生には、
PCでの再生と同様、

  1. ハイレゾ再生用のアプリの導入
  2. ハイレゾDAC・ポータブルアンプを接続

という環境を設定することで再生が可能になります。

アプリはNePLAYERといった
アプリがよく利用されています。

ほかにも「iPhone ハイレゾ アプリ」で検索してもらうと
Onkyo HF Player for iOSなど
様々なアプリが販売されています。

またPCでいうUSB DACのモバイル版がポータブルアンプです(以下、ポタアンと呼びます)。

ポタアンは本来はヘッドホンアンプなのですが、
デジタルアナログコンバーター(DAC)の機能を
備えているものが多い様です。

もちろん、DACとアンプが別々に販売されているものも
あります。

iphonehighreso

なお、iPhoneの仕様上、88.2Khz以上のハイレゾ出力には
Lightning – USBカメラアダプタなどを使って、iPhoneと
ポタアンを接続します。

ハイレゾ非対応のアンドロイドで再生する

ハイレゾに対応していないアンドロイドの場合は、上記のiPhoneと同様、
ポタアンを使用して再生します。

アプリもiPhoneで記載した「NePLAYER」や「Onkyo HF Player for Android」
といった感じでAndroid OS用に様々なものが配布されています。

なので、詳細は割愛します。

ハイレゾ対応のアンドロイドで再生する

NTT Docomoの場合は、2014年の冬モデルあたりから、
スマホがハイレゾ対応になっています。

この場合は、特にポタアンなどを装着することなく、
ハイレゾ対応のヘッドホンやイヤホンを装着すれば、
ハイレゾ音源を再生することが可能です。

今お持ちのスマホがハイレゾ対応しているかどうかは、
メーカーのホームページで確認できますから、確認
されると良いと思います。

このケースが一番簡単にハイレゾ音源を再生できることになります。

さて、次回以降は、またそれぞれのケースで、
もう少し、実際に現時点で販売されている
機器などを紹介していきます。